包茎手術についての知識をわかりやすく解説
包茎には亀頭が全く露出しない真性包茎や勃起時には露出する仮性包茎、亀頭が露出しているが頚部が包皮でしめつけられている嵌頓包茎があり、手包茎手術が必要なものは原則真性包茎と嵌頓包茎です。嵌頓の場合も包皮の締め付けがきつく、亀頭への血流が悪い時には手術が必要で、この2つのケースのみ保険が適用されます。包茎手術の流れはまずは診察で現在の状態を診て、手術の必要かどうかを調べます。手術はペニス部位のみが痛みを感じない局所麻酔を使いますが、切除するのが怖い、治療自体に不安を感じる人には全身麻酔も可能です。
ただし施設によっては全身麻酔はできない場合もあるので、希望する時は実施できるかどうか聞く必要があります。包茎手術には3つのやり方があり、亀頭の頚部で包皮を切除する方法や、ペニスの中央を切除するもの、ペニスの根本を切る方法があり、一般的によく行う方法が亀頭のすぐ下の頚部を切除するやり方です。この方法はペニスのすぐ下に傷ができるので傷跡が分かりにくいメリットがあり、縫合も細い特殊な糸を使用するので手術をしたことがわかる心配もありません。術後はまれに出血などを起こすこともあるのでガーゼを当てて処置し、数日経過して抜糸を行います。
施設によっては時間の経過とともに体の組織に吸収される糸を使用して抜糸が必要のない場合もあり、これも術前に確認すれば解ります。通常は日帰りでの処置も可能ですが、抜糸や術後のケアの関係で入院して実施する施設もあります。
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